2019年1月27日日曜日

キャリコ M950

今日のこぼれ話は、螺旋状に50発から100発もの弾薬を貯えられる弾倉(ヘリカルフィードマガジン)を持ち、その奇抜な外観から映画やアニメ、ゲーム等にも登場している『Calico M950(Liberty 3)』9x19mmの半自動式拳銃(セミオートマチックピストル)について。

※筆者の射撃動画と写真をご覧ください。YouTubeで視聴される場合はこちらから。


「頻繁にジャム(装填又は排莢不良)を起こす」ことでも有名なキャリコモデルだが、この射撃中には1度も起こすこと無く快適そのものだった。筆者の経験に限れば、現代主流であるセンターファイアー式カートリッジ(9x19mm)ではなく、形状からジャムを起こし易いリムファイアー式カートリッジ(.22LR)において上手く作動しない、といった印象だ。

写真:キャリコ M950 半自動式拳銃
写真:キャリコ M950 半自動式拳銃
弾薬は他と変わらず給弾口(フィードリップ)から込めていくが、弾倉後端にあるハンドルを回してテンションを掛けるため、力を使わず楽に行える。また照門(リアサイト)もこの弾倉上部に付いており、照準するに難は無い。
フレームをはじめ多くに樹脂を使用し大きさに対して軽量、さらに構造から反動の制御も容易と優れる一方で『拳銃』に求められるものからは遠退いた、まさに一長一短のモデルと言えよう。

*ガンズリサーチ 公式ホームページ
*YouTube 実銃動画チャンネル

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